新米パパママ必見!0〜4ヶ月の首すわり前の赤ちゃんに絶対NGなお世話方法
やわらかくて、ふにゃふにゃで、儚げな印象の赤ちゃん。
毎日大切に大切に育てていらっしゃることでしょう。
首すわり前の時期の赤ちゃんは、
お世話に細心の注意が必要です。
ちょっとのことで体調を崩したり、
ケガの元になってしまう場合があります。
首すわりの時期から
絶対にしてはならないお世話のポイントまで、
新米パパママに知っていただきたいことをまとめました。
首すわりってどういう状態?

首すわりとは、
首がグラグラせずに安定する状態になることです。
産まれたばかりの赤ちゃんは首がグラグラしていて、
首を支えることなく抱っこなんてしまうと、
首がダラ〜ンとしてしまい、
とても危険な状態になります。
なので、新生児や首すわり前の赤ちゃんは横抱っこすることが主流なのです。
縦抱っこも首を固定して行うことはできますが、新生児のうちから長時間することはあまりおすすめできません。
首すわりっていつ頃なの?

個人差がありますが、
大体3〜4ヶ月頃に首すわりが完了
する赤ちゃんが多いです。
平均で言うと約3ヶ月半くらいと言われています。
とはいえ、
発達の進行には個人差がありますので、
時期を気にしすぎる必要はありません。
一般的に、体重が重たい子や、
頭の大きさが大きめな子は
首すわりが遅くなる傾向があります。
実際に4ヶ月になっても
首すわりが完了しない赤ちゃんもいますので、
あまり心配しすぎることはありません。
とはいえ、
5ヶ月を過ぎても首すわりしていない場合は
一度小児科など医療機関に
相談してみても良いかもしれません。
首がすわってるってどうやって確認するの?

首すわりは下記の二つの方法で確認することが一般的です。
保健所の検診でもこの方法で確認します。
①うつ伏せにした時に首を上にあげるかを確認
②仰向けに寝かせて、
両腕をつかんでやさしく上に
引っ張った時に首がついてくるかを確認
いずれも赤ちゃんの機嫌が良い時に行うようにしましょう。
また、このチェックの際気をつけたいのが、
あくまでもやさしく無理なく行うこと。
グッと引っ張ったり、
長時間行うことは厳禁です。
とはいえ、
首すわりを親が確認する必要は必ずしもありません。
保健所での検診の際に
チェックしてもらうだけでも十分です。
首すわり前のこんなお世話は絶対NG!5つのポイント
NGポイント①首を支えないで抱っこする
首すわり前の赤ちゃんは
必ず首を支えて抱っこしましょう。
きちんと支えてあげないと、
首ががくんと後ろに倒れてしまいます。
これが続くと、
脳や神経に支障が出る場合がありますので、
絶対にやめましょう。
NGポイント②強く揺さぶる
首すわり前の赤ちゃんを
強く揺さぶることは絶対にやめましょう。
脳に致命的なダメージを与える
「乳幼児揺さぶられ症候群」を起こす危険性があります。
赤ちゃんの頃の脳へのダメージは甚大です。
絶対にやめましょう。
NGポイント③手足を強く引っ張る
首すわり前の低月齢の赤ちゃんは
まだ全身ふにゃふにゃの状態。
骨がやわらかく、関節が緩いので、
強く引っ張ることで簡単に脱臼してしまいます。
おむつ替えやお着替えの時、
つい手をグイッと引っ張ってしまいそうになりますが、
そのようなことがないように注意しましょう。
NGポイント④うつ伏せで寝かせる(就寝)
首すわり前の時期の赤ちゃんは
自分で寝返りができないだけでなく、
自力で頭を動かすのも不自由な状態。
うつ伏せで寝かせてしまい、
目を離してしまうと、
窒息などの危険性があります。
ただし、うつ伏せで遊ばせるのは、
身体の発達上いい影響もあります。
パパやママが見守ってる中、
赤ちゃんが起きている状態で
短時間うつ伏せにすることは問題ありません。
NGポイント⑤足をピンとまっすぐにする
赤ちゃんの足はM字に開いているのが自然な状態。
胎内にいた時の姿勢の名残なのでしょうか。
その足を強制的にピンと伸ばしてしまうと、
脱臼する恐れがありますのでやめましょう。
引っ張っていなくても、
きつい衣類などで足が自由に曲げられなくて
ピンとしてしまう場合もあります。
ウエアのサイズ感や
フィット具合も気をつけてあげましょう。
首すわり前の赤ちゃんのお世話はとにかくやさしく、が鉄則です!

首すわり前の0〜4ヶ月の赤ちゃんは
お世話する上でも色々と注意が必要です。
パパママは丁寧にやっているつもりでも、
赤ちゃんに負荷をかけてしまっている、
ということもあります。
ふにゃふにゃの赤ちゃんの身体。
お世話する人は、とにかくやさしく、
細心の注意を払って行いましょう。