「赤ちゃんの睡眠の質」よい睡眠のための環境づくり。温度・服装・照明など。
赤ちゃんの睡眠の質を考えたことがありますか?
近年大人の睡眠の質はよく耳にすることがありますが、
赤ちゃんの睡眠の質については
あまり意識していないパパママも
多いのではないでしょうか。
睡眠の質がいいと健康に成長し、目覚めもスッキリです。
夜泣きをすることが少なくなる、ということも
パパママにとっては嬉しいポイントでしょう。
では、睡眠の質はどうやってよくするのでしょうか?
赤ちゃんの睡眠の質をよくするためのポイントはこの3つ

睡眠の質をよくするために
パパママがすぐにできることがあります。
そのポイントは次の3つ。
・寝る環境
・遊び
・おふろ
以上を意識することで
今日からでも睡眠の質をアップさせることができるのです。
その中でも本記事では特に重要な「寝る環境」について、
ポイントと注意点をご紹介します。
赤ちゃんの睡眠:寝る環境づくりの5つのポイント

赤ちゃんにとって睡眠は健やかに成長するために
とても重要なものです。
寝るときの環境づくりを少し工夫するだけで違います。
赤ちゃんをよい睡眠に誘いましょう。
①寝かせる場所
直射日光が当たらず、
エアコンの風が直接当たらないところに
寝かせてあげましょう。
これは昼寝の時でも同じこと。
また、お昼寝の時も寝ぐずりするという
赤ちゃんは日中のねんねの場所も
夜と同じ場所にしてあげることも効果的。
「ここは寝る場所なんだ」
と赤ちゃん自身にわからせてあげることで
スムーズに睡眠に導いてあげられます。
②寝具
ベビーベッドや大人と一緒のベッドや布団。
それぞれの家の状況で寝具も変わってきますが
共通しているのはやわらかすぎる寝具は
あまり赤ちゃんにはあいません。
深くしずんでしまうくらいやわらかいと
赤ちゃんが呼吸しづらくなる原因にもなります。
適度なかたさがあるとよいでしょう。
また、掛け布団の重ねすぎも要注意。
寒いかな、と心配してついたくさんかけてしまいますが、
赤ちゃんは大人よりも体温が高いため、
大人の感覚で布団をかけてしまうと
暑くて寝づらい原因を作ってしまいます。
寝具は赤ちゃんの様子を見ながら
調整してあげるとよいでしょう。
③寝るときの服装
赤ちゃんのパジャマはどのようなものを選べばいいか。
どれくらいのあたたかさ、涼しさに
調整してあげればよいか、意外と悩みますよね。
年間を通して、基本的に赤ちゃんは寝ている時には
たくさん汗をかきがちなので、
吸湿性のいいコットン素材が最適です。
月齢別の着せる枚数の目安は以下の通りです。
ぜひ参考にしてみてください。
新生児期〜5ヶ月頃
春秋・・・肌着+ウェア
夏・・・肌着のみでもOK
冬・・・肌着2枚+ウェア(必要に応じてスリーパー)
6ヶ月頃以降
春秋・・・肌着+上下分かれたパジャマ
夏・・・パジャマのみでもOK
冬・・・肌着+パジャマ(必要に応じてスリーパー)
④照明
赤ちゃんが真っ暗にしても怖がらない
場合は真っ暗にして寝ましょう。
もし真っ暗にするのを怖がる場合、
または夜中の授乳がしづらいという場合は
薄暗い照明をつけましょう。
その時、注意したいのが、
その薄暗い照明を赤ちゃんが
直接見えないようにすること。
部屋の電気についている豆電球など
赤ちゃんが寝た時に直接視界に入る照明だと
寝つきが悪くなる可能性があります。
床に置くタイプの照明がおすすめです。
⑤寝室の室内温度
エアコンで室内温度を調節する場合、
夏場は25〜28度くらい、
冬場は20〜23度くらいが目安。
春秋など、エアコンを使う必要のない季節の
場合はそのままの温度で問題ないでしょう。
夜中にエアコンをつけっぱなしにする場合は
寝室の乾燥や直接赤ちゃんに風がいかないか
などといったことを気をつけるように
してあげましょう。
まとめ

赤ちゃんの睡眠の質は寝室の環境によって
左右されるといっても過言ではありません。
赤ちゃんの方はぐっすり寝る準備ができていても
寝室が寝心地が悪いと
深い眠りから覚めてしまうこともあります。
とはいえ、神経質になりすぎることはありません。
大人が不快なことと赤ちゃんが不快なことは同じです。
大人も赤ちゃんも同じように快適な寝室の状態に
整えることで家族全員が快適な睡眠時間がおくれるのです。
一度ご自宅の寝室を確認してみてくださいね。