赤ちゃんの夜泣きの対応はズバリ「放置」!時間や方法を解説します。
赤ちゃんの夜泣きで頭を悩ませてるパパママ
毎日お疲れ様でございます。
毎晩ちょうど大人が寝付いた頃に
「え〜〜〜ん」と夜泣きが始まると
「はぁ、今晩もか…」と憂鬱な気持ちになりますよね。
授乳したり抱っこしてあげたり、
泣きやませようとするうちに
大人の方は目が覚めてしまいその結果、寝不足に。
そんな辛い子育ての環境を
解決してくれるかもしれないのが
「夜泣きの放置」という育児方法。
泣いてるのに放っておいていいの!?
と思いますが、実は海外では夜泣きの放置は
ポピュラーな育児方法なのです。
パパママを悩ませる夜泣きの解決法の一つとしてご覧ください。
夜泣きはいつから始まる?

赤ちゃんの夜泣き、
早い子は新生児の時から夜泣きをしますが、
生まれて間もない時の夜泣きは
それ以降のものとは少し異なります。
夜間活動していた胎内から出てきて間もないこともあり
夜になると目が覚めてしまう状態が引き起こすものなので、
時間とともに段々夜中に泣くことは少なくなってくるでしょう。
本格的な赤ちゃんの夜泣きは
大体生後3ヶ月頃から始まり、
1歳半くらいまでが多いと言われています。
とはいえ、赤ちゃんそれぞれ個人差があります。
全く夜泣きをしない子もいますし、
2歳頃まで夜泣きが続く子もいます。
海外(欧米)では夜泣きの放置はポピュラーな育児法
日本では赤ちゃんが夜泣きをすると
すぐにあやしたり授乳したり、と
お世話をして泣きやませることが多いですね。
それは日本の住環境によるものだとも言われています。
添い寝が一般的な日本では、
ちょっと泣いただけで隣で寝ている親が気付いてしまいます。
なのですぐにお世話をしてしまうのです。
一方、海外(欧米)では夜泣きはある程度放置するのが一般的。
そもそも、海外では添い寝の文化があまりなく、
赤ちゃんは新生児の時から子供部屋で親と離れて
寝るスタイルが一般的です。
なので、夜泣きに対応するのも自然と遅くなるのです。
それにプラスして、海外では夜泣きをしても
すぐに抱っこしたり授乳をしたりせず、
まずは放置して赤ちゃんが眠りにつくのを見守ります。
海外では夜間に赤ちゃんが泣くのは当たり前、と思われています。
それが赤ちゃんが自分で寝るためのトレーニングなのだ、
ということも周知しているので赤ちゃんが夜泣きをしても
そこまで焦ることがないのです。
そんな海外のママたちの夜泣きを放置する経験談は
こちらの記事でまとめております。
夜泣きで悩んでいたパパママもきっと心が軽くなるはずです。
ぜひあわせてご覧くださいませ。
夜泣きの放置は放ったらかしではなく見守り

夜泣きの放置は育児放棄とも捉えてしまい
抵抗がある人も多いでしょう。
ですが、夜泣きの放置は放ったらかしではなく見守る
ということなのです。
全く無視をするということではなく、
赤ちゃんが自分で眠りにつくための過程を
見守ってあげるのです。
赤ちゃんが泣き出したらその様子をよく見ていてあげましょう。
そのうちにまたすーっと眠りにつくはずです。
夜泣きの放置の時間はどれくらい?

夜泣きの放置=見守りの時間は
どれくらいが目安なのでしょう。
一般的にはまずは2〜3分の見守りを行いましょう。
徐々にその時間を長くしていき、
5〜15分程度まで放置する時間を延ばしていくのが一般的です。
そこで全く泣き止むことがなさそうなら
お世話をしてあげても構いません。
その見守りの時間をだんだんと伸ばしていくことで
赤ちゃんは自分で眠る力を身につけるのです。
夜泣きを放置する際の注意点とは?
安全であることを確認
赤ちゃんが泣いている環境が
安全であることを確認しましょう。
寝ている時に意外とよく動く赤ちゃんは
お布団が顔にかかってしまったり、
何かが首に絡まっていて苦しくて泣いている、
なんていうこともありますので
そういうことがないかをよく確認してから
じっくり放置=見守りましょう。
具合が悪い時は放置はやめましょう
体調が悪い時は夜間に悪化することもありますので
あまり放置しないようにしましょう。
また、寝るときまでは元気そうだったのに
夜間体調を崩す赤ちゃんも多いので
具合が悪くないかということはよく確認してあげましょう。
授乳直後の夜泣きは吐き戻ししてしまうことも
授乳をしたまま眠りにつき、
そのすぐ後に夜泣きをした場合は
吐き戻しをしてしまうこともありますので要注意です。
あまりに苦しそうになくようでしたら
一度抱き上げたりお世話をしてあげましょう。
赤ちゃんの夜泣きの放置、試す価値はありそうです

赤ちゃんの夜泣きに悩んでいるパパママ。
一度思い切って夜泣きを放置してみましょう。
最初は2〜3分という短時間からはじめてみて。
ですが、やってみて自分には合わない、
と思うようでしたら無理して続けることはありません。
また、夜泣きには必ず終わりが来ます。
どんなお世話方法をしていても、遅くても2歳頃には
ぐっすり夜中に眠るようになるのです。
赤ちゃんとパパママ、みんなが気持ちよく過ごせる
夜泣きのお世話を探していけたらよいですね。