いつ?どうやって?赤ちゃんの手形と足型の残し方とコツをご紹介

小さい小さい赤ちゃん。
すぐ成長してみるみる大きくなってしまう前に
愛しい気持ちを込めて手形や足型をとる
ママパパは多いものです。
とはいえ、手形と足型をとるなんて初めての経験。
いつ?どんなタイミングで?
そして、どうやって?どんな注意点が?
などなど、意外と疑問が多いもの。
そんな手形、足型の取り方とそのコツを
経験談を元にご紹介します。
初めての赤ちゃんの手形・足型は命名式の時が理想的
赤ちゃんの手形や足型は
いつ取らなければいけない、というような
はっきりとした決まりはないのですが、
多くの家庭が初めての手形・足型は
命名式(お七夜)の時に行うことが多いようです。
筆者も同様でした。
命名式の際に、毛筆で名前を半紙に書き入れる時に
一緒に手形足形もとりました。
この時には墨汁や筆、また半紙が揃っているので
ちょうどいいんですよね。
しかも、命名した文字と一緒に飾ることも
できるので何かと都合が良いのです。
赤ちゃんの手形・足型の取り方
赤ちゃんの手形・足型の取り方は簡単。
下記の手順だけです。
1 赤ちゃんのご機嫌がいい時を見計らいましょう
2 赤ちゃんの手や足にインク(墨汁)を塗ります。
3 紙を手や足に押し付けハンコのように転写します。
これは赤ちゃんの手足にインクを塗るタイプの流れですが、
近年は粘土のようなものに手足を押し付けるタイプの
立体感ある手形・足型も人気です。
重要!赤ちゃんの手形・足型を取る時の6つのポイントやコツ

この画像のように、手形・足型を取る時、大人たちは必死になります(笑)
手形・足型を取る前に、下記のポイントだけはチェックしてみてください。
1 赤ちゃんが寝ている状態ですることがベスト
多くの赤ちゃんが手形・足型を取る時に
手や足にインクを塗られるのが気持ち悪いのか
暴れたり泣き出す子が多いもの。
それでも押さえて取れればいいのですが、
大体の赤ちゃんは泣き出すと力が入り
手をギューっとグーに握ってしまうのです。
その時の力って意外と強くて
大人が指を広げさせようとするのは困難なのです。
そうならないために、赤ちゃんが機嫌がいい時に
手形・足型を取ることが望ましいのですが、
それが睡眠中だとよりやりやすいのです。
熟睡してるタイミングでそーっとインクを塗り
優しく手を取り紙を押し付けましょう。
終わった後に手のインクをウェットシートなどで
拭き取ることも忘れずに。
2 大人は2人以上いないと大変
手形・足型を取る時に大人が
ワンオペでやろうとするととても大変なことになります。
赤ちゃんが暴れ出しインクが飛び散り、
いろんなものが収拾つかなくなるのです。
また、起きてる赤ちゃんが手形・足型を取る時
一人が押さえつけ、一人がインクを塗ったり
紙を押し付けたらり、という役割分担をした方が
スムーズにことが進みます。
事前にパパと協力し手順を確かめ合って行えればいいですね。
3 部屋が汚れてしまうのを防止するため新聞紙をフル活用
手足にインクを塗った赤ちゃんが暴れると
びっくりするくらい部屋の中が汚れます。
(実際筆者も家のソファが汚された経験があります…)
なので手形・足型を取る前に部屋には
できるだけ新聞紙を敷き詰めましょう。
備えあれば憂いなしですね。
4 赤ちゃんの入浴前に行うのがベスト
手と足に塗ったインクはウェットシート
などで拭き取るだけでは完全に落ちません。
石鹸をつけてしっかり水洗いしましょう。
なので、手形・足型を取るのは
お風呂に入る前の方が良いでしょう。
お風呂に入る直前でお昼寝してくれてる時、
それがベストなタイミングということですね。
5 赤ちゃんの手形をとる前にママやパパで試しておく
何事も練習は重要。
赤ちゃんに行うより前にまずはママパパで
試してみましょう。
実際に自分たちで試すとそのコツや
良い方法が見つかるものです。
予行練習してから本番に挑むと
びっくりするほどスムーズに行えます。
6 インクは水性絵の具、紙は半紙がベスト
インクは水性絵の具が最適です。
墨汁でも大丈夫ですが、水性絵の具に比べ
洗っても落ちにくい性質があります。
水性絵の具なら、もし洋服についてしまっても
お洗濯したらほぼ元通りですね。
また、転写する紙は半紙が望ましいです。
かたい紙はきちんと手の形に沿うことができないのでNG。
半紙や半紙のように柔らかいタイプの紙を用意しましょう。
柔らかい紙の方が赤ちゃんとしても
きっと不快感なく応じやすいはずです。
成長記録として、定期的に手形・足型を取ることをお勧めします!

手形・足型は準備や後片付けが少し手間がかかる
というイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
ですが、成長してから昔の手形や足型を見るたびに
やはり感慨深い気持ちになるものです。
誕生日ごとに手形・足型を残す家もありますね。
そうすることで一年一年の成長を振り返りやすく、
また、みんなで成長を喜ぶことができます。
用意するものは少ないので、
ぜひかわいい記録を残してみてくださいね。