<北欧の子育て>産後すぐに退院&外出!?北欧の出産から退院まで

育児先進国と言われる北欧。子育てについてもとても参考になることがたくさんあります。
日本と異なる文化や習慣が多いので「え!?そんなのでいいの!?」と思うことも多いでしょう。
当サイトではそんな北欧の子育てに関する情報を紹介していきます。
今回のテーマは「北欧の出産」。日本と違うのはどんなところなのでしょう。
北欧の産院は基本的に産んだその日から24時間母子同室!

北欧の多くの国は出産後すぐに赤ちゃんはママのそばへと連れてこられます。
日本では産後の身体が癒えるまで少なくとも産んだ日は預かってくれる、というところが多いかと思います。
これは出産で疲れたママにはとてもありがたいですよね。
ですが、北欧は産んだ日から母子同室!産後すぐに“ママ”としての仕事がスタートします。
産院は全室個室や旦那様宿泊OKのところが多い
産後すぐに母子同室がスタートするため、産院は個室であることが多く、さらに旦那様が宿泊しても大丈夫な病院も多いのが特徴です。
入院中、食事はセルフサービスであることも多く、入院中の助産師さんのケアも日本ほど手厚くない場合が多い為、旦那様のサポートは必須です。
ですが、旦那様が同室OKなのはその後の旦那様の育児参加にもとてもいい影響を及ぼします。赤ちゃんのお世話を産まれた直後から積極的に行うことで
旦那様にも“パパ”の意識が早い段階でつきます。
北欧各国の男性は育児参加率が高い原因はこんなところにもあるのでしょう。
出産費用は無料
北欧は妊婦検診から出産費用にかけてすべての費用が無料です。
これはとても嬉しいですね。子供の出産を何よりも喜びサポートする、という国の姿勢の表れかと思います。
ちなみに、子供の学費や医療費も無料です。本当に子供や子育て家庭にやさしい国ですね。
産後は3日で退院!経産婦なら産後1日で退院!

産後は医師の診察のもと、問題が内容なら72時間(3日)以内で退院するのが基本です。
日本だと5日は入院するところ、少ない!と思う方も多いでしょう。
しかも、経産婦なら24時間後に退院許可がおりることも。
母体と赤ちゃんの健康に問題が内容なら母体は時間の経過とともに回復する、という考え方のようです。
ちなみに、帝王切開の場合は5日ほど入院するのが一般的で、これは日本とそれほど変わらないようです。
産後すぐに外出&職場へのお披露目も!
北欧の赤ちゃんは産まれたら3日ほどで退院し、その後家に帰った後もよほどの悪天候でない限り外出します。
退院時に助産師さんより「最初は少ない時間からでも、なるべく外に出して外気浴をさせること」をすすめられることも多いです。
外の新鮮な空気を赤ちゃんの肺に送り込むことで、よく飲み、よく寝て健康に育つ、と考えられているようです。
また、退院した直後にママの職場に連れてきて赤ちゃんのお披露目をする人も珍しくありません。
「え!?産まれたての赤ちゃんを大人がたくさんいるオフィスに連れてくの!?」
とびっくりする方も多いかと思います。(私もその一人でした)
ですが、ここでお披露目をして、たくさんのお祝いの言葉をもらい、赤ちゃんを見てもらうことで、復職までの産休がより過ごしやすくなったり、
復職後のママの「育児と仕事の両立」への理解へとつながるのです。
出産からして全く文化が違う北欧の子育て
日本の出産事情を知っていると北欧のそれはびっくりすることの連続です。
ですが、とても効率的でシンプルだという見方もできます。
出産に関しては育児と同じように分化が違えば考え方も様々。
出産以外にも北欧の育児に関する情報をご紹介しておりますのでぜひあわせてお読みください!