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睡眠不足の妊婦さん必見!眠りが浅い理由と快眠のコツを教えます。

妊娠初期はつわりでぐっすり眠れず
妊娠中期以降は諸々の身体の変化や
そもそもお腹が大きくなって重くて
なかなか熟睡できない・・・。

そんな睡眠不足の妊婦さんはとても多いのです。

妊婦さんが良質な睡眠をとるのはなかなか大変なことなのです。

なるべく睡眠をきちんととって
お腹の中の赤ちゃんにストレスをかけたくないところ。

まずはなんで眠れないのかを知り
眠れないことへのストレスをなくしましょう。

また、本記事では妊婦さんを快眠へと導いくコツをご紹介します!

目次

なんで妊婦になると睡眠不足になるの?

妊婦が眠れなくなる理由1 お腹が重くなり苦しい

赤ちゃんが成長し、お腹の重さを感じる妊娠中期以降。

特に仰向けで寝るとお腹が苦しくて寝苦しい状態になります。

横になってもお腹の重さが気になり
なかなか寝やすい体勢を見つけられない、という悩みが。

赤ちゃんがお腹の中で大きくなってくれることは
嬉しいけれど、苦しいものは苦しいですよね。

妊婦が眠れなくなる理由2 体温が上がり眠りが浅くなる

妊娠すると体内のホルモンバランスが変化し、
基本的に体温が高い状態が続きます。

冬場はまだいいのですが、夏場は体温が高く気温も高いため、
暑くて寝苦しい、という状態になることが妊婦さんはとても多いのです。

寝たいのに体がほてって寝付けない、というのは結構辛いものです。

また、妊娠後期になると、眠気を抑えるようなホルモンが増えるので
その影響もあり眠りが浅くなることがあります。

妊婦が眠れなくなる理由3 トイレが近くなって寝てもすぐ起きてしまう

妊娠中は赤ちゃんの成長とともに
子宮が大きくなることで、
子宮の近くにある膀胱が圧迫され
頻尿になる妊婦さんがとても多いです。

そのため、トイレが近くなるのですが、
夜間でも同様、トイレが近くなり、
夜中何度も起きてしまう、
という状態になることに。
夜中のトイレは寒い冬場は特に辛いですね・・・。

妊婦が眠れなくなる理由4 胎動が出てくると気になって眠れない

妊娠中期から少しずつ感じるようになる胎動

お腹がポコポコされることで赤ちゃんを感じ嬉しい瞬間ですよね。

ですが、赤ちゃんは夜間に活発になる子がとても多いのです。

妊婦さんが寝ようとするときに赤ちゃんの動きが活発になる、
要するに、胎動が激しくなり気になって眠れない
という状況に陥るのです。

少しでも改善したい!妊婦さんの快眠の4つのコツ

妊婦の快眠のコツ1 抱き枕で寝る体勢をラクに

お腹が大きくなり仰向けで寝ることが難しくなった妊婦さんには
抱き枕を使ってみることがおすすめ。

上になった方の足を抱き枕の上に置くことで血流が良くなり
妊娠中によく見られるこむら返りなども防ぐことが期待できます。

ひんやりする素材のものや柔らかいもの、かたいもの
などなど、いろいろなタイプがあるので
好みのものを一つ用意してみると良いでしょう。

妊婦の快眠のコツ2 入浴してリラックス&温める

入浴することで身体の芯があったたまり、
入浴後に深い眠りへと誘ってくれます

また、血流を良くし、リラックスすることで
夜中に目覚めてしまう回数を減らすことにつながります。

妊婦の快眠のコツ3 適度な運動を心がける

妊娠すると無意識のうちに運動不足になってしまいます。

そのため、身体が疲れてないので
寝る時間になっても眠たくない、
という状態になってしまいます。

妊娠中は生活リズムが整っていることが
母子ともにとても重要です。

日中は可能な範囲で身体を動かせ
気持ちいい疲労感とともに眠りにつけるようにしましょう。

妊婦の快眠のコツ4 足のマッサージで血行を改善

妊娠中は大きくなったお腹の影響で
身体の血管が圧迫され血行が悪くなります。

そうなることで足がつったりむくみを引き起こすのです。

夜中、足がつって目がさめる、またはむくみがひどくて寝付けない、
そんな妊婦さんも多いのです。

そうならないためにも、日頃から足のマッサージを行い
血行を良くしておくとよいでしょう。

1日のうちどの時間帯で行ってもいいのですが、
血行が良くなってる入浴後にマッサージを行うと効果倍増。

ぜひためしてみてくださいね。

夜中に眠れなくても日中お昼寝し睡眠時間を確保しましょう

夜中に寝付きづらい、という妊婦さんも
日中であればよく眠れる、ということがあります。

これは、お腹の中の赤ちゃんも眠っていたり
静かであることで胎動がおさまるからであったり、
夜は寝なきゃ、というプレッシャーで逆に眠れないけれど
日中だとリラックスして眠れる、ということであったり、
色々な理由があるかと思います。

日中でも眠たければぜひたくさん寝てください。

睡眠不足は母子ともに良くないことですので
周りに気にせず睡眠時間を確保しましょう。

ですが、あまりに日中寝すぎてまた夜眠れない、
昼夜逆転のような状態になってしまうのは好ましくありません。

生活リズムを整えておくことは産後の生活を考えてもとても重要なこと。

無理せずなるべくよい睡眠が取れるよう色々工夫してみましょう。