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<北欧の子育て>え!?氷点下でも外でお昼寝する赤ちゃん!

冬の寒い時期が長い北欧各国では、凍えるほど寒い日でも赤ちゃんを外へ連れ出し、さらに外でお昼寝させるということをご存知でしょうか。
これを最初に聞いたときは、赤ちゃん風邪ひかないの!?と、とてもびっくりしました。そんな北欧のママたちとその習慣についてご紹介します。

目次

北欧の冬は、とにかく寒い!

真夏でも20℃以下のことが多い北欧。短い夏が終わると秋を楽しんでいる余裕なく厳しい寒さの冬がやってきます。
10月には0℃になる日や場所も出てきて、11月から3月は氷点下であることが多いという、一年の半分は極寒の地帯です。
しかし逆にその寒さと気候のバランスにより幻想的なオーロラが見えることもあるので、とても寒い中ではあるのですが、冬には世界各国から観光客が訪れるシーズンでもあります。とはいえ、一年のほぼ半分が氷点下とは、やはり想像を絶する寒さですね。

そんな極寒でも赤ちゃんは外でお昼寝が基本スタイル

どんなに寒くてもなるべく外へ出かける文化

日本であれば、雪がちらついていたり、とても寒かったりする日はなるべく赤ちゃんを外に出さないようにしますね。
凍えないように、風邪をひかないように、など、赤ちゃんの体調を思ってのことかと思います。
ですが、北欧のママたちは多少雪が降っていても雨でも気温が氷点下でも気にせずベビーカーに赤ちゃんを入れて外出します。
街中もあたたかい格好に身を包んだママがベビーカーを押す姿がよくみられます。あまりベビーと家の中でこもる、ということをしない文化のようです。

外でのお昼寝はベビーカーの中で

寒い外へ赤ちゃんと出かけるときは赤ちゃんはベビーカーに乗っていることがほとんどです。
あたたかい格好をして、そしてダウンで覆われたベビーカーの中にスポッと入る、というスタイルです。そして、日本ではあまり見かけることのないキャリーコットの使用がとても多いのも特徴。
首すわり前の赤ちゃん用のキャリーコットの使用率が高いということは、まだ月齢が低い赤ちゃんを外出させることが多い、ということです。文化も違えば、ベビー用品も違ってくるのですね。

保育園でもお昼寝は屋外が基本

保育園に預けられている赤ちゃんもよほど悪天候でない限り外でお昼寝をさせます。その時にも利用するのがベビーカー&キャリーコット。
保育園には何台ものベビーカーがあり、それに乗せて屋外の空気を吸わせてあげながらお昼寝をさせます。極寒の季節、保育園近くの屋外にズラーっと並んだベビーカーの列は圧巻です。

なんで寒くても外で赤ちゃんを寝かせるの!?

北欧の寒い外気は凛として新鮮ささえ感じます。
実際に北欧のママ・パパたちは「フレッシュエアーこそ健康のもと」と考えています。
屋内に閉じ込めておくよりも外気の新鮮な空気に触れる方が健康的である、ということなのでしょう。また、屋外で寝かせることは睡眠にも深い関係があるのです。

実際研究結果においても次のことが立証されています。
・冬は外気に触れた方が病気になりにくい
・屋外で寝かせた方が長時間睡眠できる

以上の結果を聞くと北欧の育児はとても理にかなっていることをしていることがわかります。
日本でも寒い冬はなるべくあたたかくして屋外にどんどん出て行った方がよさそうですね。

外で寝かせるときのベビーのフル装備がすごかった!

氷点下の極寒で外出し外でお昼寝するのだから、赤ちゃんの服装も重装備です。
一般的に下記のものを着用するようです。
 ・ボディスーツ
 ・ウールのタイツ&パンツ
 ・ウールのトップス
 ・手袋
 ・厚手の靴下
 ・ウールの帽子
 ・上下つなぎのダウンジャケット
  (北欧ならではのあったかアイテムです。頭の先から足の先まですっぽり覆います)
 ・ベビーカーの寝袋・フットマフで全身スポッと覆う


顔以外の部分を全部覆う、完全防備スタイルです。
ベビーは氷点下でもとってもぬくぬく、あったかそうです。

ベビーカーに入れて外に赤ちゃん放置!?ママはカフェでゆっくりタイム

北欧のママたちはカフェなどでお茶をする時に外でお昼寝した赤ちゃんをお店の外(屋外です)に置いて室内に入ることも一般的です。
カフェの外にはベビーカーに入れられたまま放置されている赤ちゃんも少なくありません。これも日本ではびっくりする北欧の習慣ですね!
わざわざフレッシュエアーを吸って気持ちよく寝ている赤ちゃんを起こさないように、というやさしさとママもゆっくり一人時間や友人との時間を楽しみたい、というおもいがあわさったとてもうらやましい(?)習慣です。
もしベビーカーで赤ちゃんが泣いてしまってもトランシーバーのようなベビーモニターがカフェでお茶を飲むママに知らせてくれるので安心。たまにはママもこんな息抜きもしないとですよね。
日本でやったらびっくりされる、もしくは不謹慎に思われることもあるかと思いますのでご注意くださいね。
ですが、自宅のお庭やベランダなどで試してみてもいいかもしれません。意外と赤ちゃんってどこでも寝られるものです。

びっくりしましたか?

極寒の中赤ちゃんを連れ出しさらに外に放置、なんて、日本では考えられない育児法で、正直最初は私もびっくりしました!
ですが、その中身をほどいていくととても理にかなった方法なことがわかりました。なんでも固定概念で考えては視野が狭まってしまいますね。
柔軟な心で育児を楽しむということを北欧の育児法より改めて学ばせてもらいました。