育児にまつわる「知りたい!」をご紹介

世界の教育 各国で素晴らしいと称賛される幼児教育5選!

幼児教育、というと難しい課題をさせる、ということをイメージする方もいるかもしれません。
ですが、昔から伝わり今も受け継がれている幼児教育は子供に無理に負荷をかけて鍛える、ということとは異なるものでした。
子どものやる気を自然に引き出し学力を無理なく高めていく理想とも呼べる世界の教育方法をご紹介します。

目次

大切なのは子どもの力を信じること。世界に根付く5つの教育方法

世界には昔からユニークな教育方法が各地に根付いています。
その教育者たちはそろって子どもの自主性を一番に大切にしました。
つめこみ教育とは真逆をいく、子どものもっている力を信じた教育方法は現代の子育てにもヒントをくれることでしょう。
各教育方法についてわかりやすくご紹介いたします。

「私だって一人でできるんだ!」を見守る モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育は子どもの成長や発達をしっかりと見つめることでそこから見えてくるその子その子の自主性を信じ、伸ばす教育方法です。
大人が子どものお手伝いをするのはほんの一部。身支度から食事の準備や後片付けなど、身の回りのことは基本的にはすべて自分でするように促します。
過度な干渉はせず、自分で考えて達成する力をつける、そしてそこから本来の良さが見え、さらに未知の可能性が現れることをお手伝いする、それがこの教育の根本です。

現代の幼稚園教育の基盤となったと言われる フレーベル教育

世界で最初の「幼稚園」を創設したのがフリードリッヒ・フレーベル(1782年から1852年)という教育者です。
子どもは誰もが自然界の一構成員であり、これから大人になろうとしている可能性のかたまりである。
子どもを干渉したり命令するのではなく、自由に遊ばせそのまま自然に大きくなるのを見守る、ということが大人のかかわり方なのだ、という考えを持っています。
子どもにとって「遊び」以上に大切なものはなく、「遊び」を通して多くのことを吸収するのだ、という今の幼児教育の基礎となった考え方だといわれています。

いつでもなんでも子どもが主体の幼児教育 フレネ教育

子どもがやる気になり、自分たちが主役だ、という意識をもって毎日を過ごせること。それがフレネ教育の考え方の根本です。
一日の活動の多くは自分たちで考えた計画にのっとり進め、その評価も自分で決めます。
フレネ教育の大きな特徴はとことん話し合うこと。自分の考えを言葉で伝えることをとても重視します。
そして、異なる年齢の縦割りクラスで過ごすことが多いのもこの教育の特徴です。様々な考え、意見を聞くことで、自分を表現し、さらに他社の考えを理解しようと努める。
そして、その中で多様性を自然と学び、自由な発想を身につけます。

子どもが本来持っている生活リズムを尊重 シュタイナー教育

哲学者のルドルフ・シュタイナーは人間の成長を7年ごとに周期付けした考え方を提唱しました。
その中で幼児期にあたる0~7歳は「意志が育つ」時期。
この世に生まれ、世の中の一員として過ごす初めての7年間で人間は自分というものを認識し、そこにある意志の種を育てるのです。
人間として、個人としての意志を育てる中で大切なのが、幼児期の生活リズムだとシュタイナーは考えました。
朝起きてから夜就寝するまでの一日の中で子どもが持っているリズムに沿った生活を送ること、その健やかな日々の中で育まれる意志を一番に尊重する教育方法です。

音楽教育は人間教育である コダーイ教育

音楽教育は人間教育でもある、という考え方をもとに、よい音楽を幼児期から聴かせる大切さを唱えたコダーイ教育はハンガリーを中心に広まりました。
よい音楽、といってもオーケストラやプロの演奏、ということではなく、基本的には各民族に伝わるわらべうたを用います。
歌で言葉を覚え、遊びを繰り広げます。同じ歌をうたうことで人とのつながりを意識し、さらに生きる喜びを感じるのです。

世界にはいろいろな教育方法があります!視野を広く持って教育も楽しんで行いましょう

ここでご紹介したのは世界の教育方法の中でもほんの一部です。
世界各国に子どもがいるのと同じように世界には数多くの幼児教育が存在します。
色々な考え方を知ることで固定概念にとらわれすぎない子育てができるのでしょう。
また、どの教育方法でも共通して言えるのは「子どもの持っているちからを信じる」ということ。
親ができるのも同じで、まずは焦らずに子どもを信じる、ということが子どもと過ごす中で最も重要なのですね。