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北欧発祥「森のようちえん」とは?心根の強い子どもに育つ

北欧デンマークから全世界に広まった子どもの保育法「森のようちえん」をご存知でしょうか。

その名の通り、一年中、一日中、森の中で過ごす幼稚園(保育園)なのです。

その「森のようちえん」についてご紹介いたします。

目次

「森のようちえん」ってどんな保育をするの?

「森のようちえん」の過ごし方

森のようちえんは基本的には自然の中で一日を過ごします。子どもたちは森に集まり、森で遊びます。

雨の日も雪の日も、お弁当を持って森へ出かけます。

夏の暑い日も冬の寒い日も同様です。

子どもは自然の中でのびのびと過ごし、そこで発見する色々なことから学び、感動し、心を育てるのです。

保育者(先生)の関わり方

保育者は過度に関わりません。

基本的には見守るスタンスで、危険を感じた時のみ口を出す程度でそれ以外は子どもの自主性を尊重し、子どものサポート役として関わります。

必要最低限のことを「教え」、子どもたちが落ち着いて遊び始めることを見守ってからは子どもたちに「任せる」時間へと移行します。

子どもたちの行動を禁止することはほとんどありません。(よほど危険がない限り)

また、子どもたちの遊びには必要以上に介入しません。

保育・遊びの中心はあくまでも子ども、という考え方のため、子どもの先頭に立って指示をする、ということはほとんどなく、どちらかというと子どもたちと同じ目線で過ごすのです。

そのことで子どもたちもリラックスして自然の中で遊ぶことができるのでしょう。

子どもたちの自主性を重んじる

遊ぶ場所は自分たちで決める

朝、集合場所に集まった子どもたちはそこからどこに向けて出発するかを子どもたちで考えます。

大人(保育者)が指示することはありません。

子どもたちが意見を出し合って行く先を決めるのです。

時には意見が合わないこともありますが、その時は子ども同士で話し合い。みんなが納得して行き先が決まったら早速出発です。

自分たちが決めた場所なので到着前からそこで何をして遊ぶかの想像が広がり、子どもたちの足取りも軽やかです。

森の全てが遊びの道具

森にはおもちゃはありません。

滑り台やブランコなどもありません。

その代わりたくさんの自然がそこにはあります。

子どもたちにかかったら森に落ちている全てがおもちゃになります。

大きな葉っぱでお面を作ったり、大きな枝は魔女のほうきに変身です!

小さな斜面は自然の滑り台となり、木登りはブランコ以上のスリルを味わえます。

自然の中で自由に遊ぶことで子どもの想像力はめきめき成長するのです。

子どもの力を信じる

森のようちえんの子どもたちはなんでも「自分でする」ということを小さい頃から肌で感じます。

お弁当が入った重たいリュックサックは決して大人は持ってくれません。

山登りで手や服が汚れても大人が汚れを払ってくれたりしません。

雨が降ってきた時のレインコートも自分でリュックから取り出し自分で着ます。

逆にそのために準備する時間はたっぷりとりますし、大人が口出ししたくてもグッと気持ちをおさえて見守ります。

そんな日々の中で子どもは自分の力を発見し、自信へと繋がるのです。

子どもが自然の中でのびのび過ごす「森のようちえん」日本でも年々広がっています!

日本でも「森のようちえん」の取り組みが様々な形態で広がっていて、全国的に増えてきています。

日々自然の中で過ごすことで、子どもはその子らしく、自分に責任を持ちながら心根(こころね)の強い子に育ちます。

ぜひ一度お近くの「森のようちえん」を見学されてはいかがでしょうか。

新しい発見があるはずです!