デンマーク発祥、日本の「森のようちえん」に子どもを通わせた親の声をご紹介
先日もご紹介したデンマーク発祥の「森のようちえん」という保育方法。
(「森のようちえん」をご紹介した記事はこちらです)
自然の中でのびのび子どもを過ごさせる。
その中で自主性を学び、思いやりの心を育みます。
そんな「森のようちえん」は日本でも年々広まっています。
実際に子どもを「森のようちえん」に通わせたパパ・ママの声をご紹介いたします。
なぜ森のようちえんに通わせてみようと思ったのですか?
自然の中で毎日過ごさせてあげたい!と思った(4歳男児の父)
近所には緑が多く、自分も毎日緑道を通って通勤していました。
そんな自然が近くにあるのに、近所の幼稚園や保育園は園庭で遊ばせるだけ。
それはもったいない!自分の子はもっと自然の中で毎日過ごさせてあげたい!と思ったのがきっかけです。
屋外でのびのび育てられるなんていいなぁ(6歳女児の母)
「森のようちえん」という保育方法は以前本で読んで知っていました。
なんとなくその記憶があり、屋外でのびのび育てられるなんていいなぁと思っていました。
なので子どもを預けようと思った時にまず近所に「森のようちえん」がないか調べました。
隣の駅だったので迷ったのですが、やはり園児の子どもたちが外で遊ぶ姿を見て(ここに入れよう!)と決意しました。
自然の中で遊んで丈夫な心と身体を作って欲しい(5歳と2歳姉弟の母)
私たち夫婦(お子様の父母)はどちらかというとインドアタイプ。
けれど子どもには子どものうちはやはりアクティブに自然の中で遊んで丈夫な心と身体を作って欲しい、という思いがありました。
なるべく外遊びが多く、親が付き合ってあげられないような色々な経験を日中過ごせたらいいな、と思い、「森のようちえん」を選びました。
実際に「森のようちえん」に入れてお子様はどう育っていますか?
充実した毎日を送っていて羨ましいほど(4歳男児の父)
毎日元気に楽しそうに登園していきます。
とにかく外で遊ぶのが好きで、親が知らない植物や虫の名前も覚えてきてびっくりすることがよくあります。
友達とのやりとりも活発で一日一日充実した毎日を送っていて羨ましいほどです。笑
想像力が育っているんだな〜と感心(5歳女児の母)
毎日屋外に行くのですが、女の子なのでどちらかというとあまり激しい動きをすることはなく、お花摘みや葉っぱ集めをしておままごとをしたりと、のんびり過ごしているようです。
自然の中なのでおもちゃはないのですが、その分自然を何かに例えて遊ぶことが上手で想像力が育っているんだな〜と感心します。
物怖じせず何でも前向きに楽しむ(4歳女児の母)
自然の中で毎日遊ぶからなのか、身体がとてもじょうぶな子達に育っています。風邪はめったにひきません。親としては助かります。
また、なんでも自分でやってみる、というチャレンジ精神のようなものが身についています。
物怖じせず何でも前向きに楽しもうとする、そんな心が育っていると思います。
「森のようちえん」に入れてよかったことは何ですか?
思う存分遊べる(5歳と4歳兄妹の父)
何から何まで大満足です。
自分らしく毎日をのびのび過ごしている子どもとそれを少し距離を置いて見守ってくれる先生方。
何よりも毎日をリラックスしながら思う存分遊べるということが子どもにとってとても良いと思います。
強い心が育まれている(6歳女児の母)
雨の日も雪の日も外に遊びに行くことは最初はびっくりしましたが、なかなか親ではできない遊び方。
そして、そんな日の方が子どもは楽しいんですよね。
そんな親が一緒に遊ぶことのできない貴重な経験をすることで子どもの強い心が育まれているのだと思います。
贅沢な経験を日々できる子どもたちは本当に幸せ(6歳2歳姉妹の母)
自然の中で過ごすことで、人間同士のコミュニケーションも無理なく自然に身につけているのだと思います。
面白いことがあればみんなで笑う。
誰かが怪我をしたりしたらみんなで心配する。
綺麗な空が広がっていたらみんなで感動する。
そんな一つ一つの経験って本当に贅沢なものだと思います。
そんな経験を日々できる子どもたちは本当に幸せ。私もこんな幼稚園が近くにあったら入りたかったな。笑
心と身体が自然の中で育まれる「森のようちえん」
子どもはもちろん、親の満足度もとても高い「森のようちえん」。
誰かに強要されることなく子どもたちは自然に自分たちで考え行動するようになります。
教育において、「自主性を持たせる」ということはこれからの時代、さらに重要なワードとなってきます。
デンマークで発祥したこの保育スタイルは日本でもさらに広まって行くことでしょう。