赤ちゃんが便秘!?まずママに出来る事はこんな事!
赤ちゃんはどうして便秘になるの?簡単に出来る便秘解消方法
まだ小さい赤ちゃんが、急にうんちが出なくなったり、うちの子の便の硬さは普通なのかな?など、うんちに対する心配はいろいろありますが、基本的に機嫌がよく、食欲も変わらなければ、1日〜2日うんちが出なくても、心配する必要はありません。
でも、しばらく赤ちゃんのうんちが出てないと、
もしかしてうちの子便秘なのかな・・・
と、ママは少し心配になりますよね。
まだ小さい赤ちゃんですから、大人の様に便秘のお薬を使うのはなるべく避けたいし、病院に行く前に、まずは簡単に出来ることがあれば、すぐにやってあげたいですよね。
そこでママが応急的にできるケアをご紹介いたします。
まずは、赤ちゃんが便秘なのかをチェック!
「便秘かな?」と思ったら、下記をチェックをしてみましょう。
□ 3日以上、うんちが出ない。
□ コロコロしたうんちが続く。
□ うんちで肛門が切れたことがある。
□ うんちの量が少ない。
□ 普段と比べて、うんちをする時にとっても息んでいる。
2つ以上当てはまったら、本当に便秘かもしれません。
但し、下記の症状がある場合は、病院へ行くことをおすすめいたします。
□ ぐったりしていて、熱や嘔吐がある
□ 排便時に痛みをともない出血するほどウンチが固い
□ おなかがパンパンに張っている
また、母乳等の量が少なく、体重の増加も少ないような場合は、お医者さんやお近くの保健所や産院、助産師さんに、相談することもおすすめいたします。
赤ちゃんが便秘になる原因って?
便秘の原因も色々ですが、主にこんな原因が考えられる事が多いようです。
成長とともにうんちの量が減って、うんちの回数が少なくなる。
消化吸収能力が発達することで、便の量が減る場合があります。
離乳食のスタート
離乳食が始まると、腸内の環境変化により便が固くなり、腹筋の力が足りないと便秘になることがあります。
野菜や水分不足
野菜の繊維類の摂取や、水分が不足すると出にくくなります。
厚着させすぎてる
実は衣服も影響します。厚着すぎると赤ちゃんのからだの動きが鈍くなり、いきみに必要なおなかの力の発達を妨げることになります。
ちょっと、大人の便秘と似ている所も多いですよね。
便秘のつらさは、女性ならわかる人も多いはず・・・
うんちが固くなると肛門が切れてしまい、その痛みで、ますますうんちするのを嫌がってしまう場合もあります。
便秘が、習慣化してしまう前に、かんたんな便秘の解消方法をお伝えします。
ママが出来る、赤ちゃんの便秘解消方法
1:水分を十分に与えましょう。
赤ちゃんにはお茶やお水がよいでしょう。
水分をあんまり取りたがらない子には飲み方や、容器なども工夫してみるといいかもしれません。
もしも、甘いジュースや牛乳しか飲まないような子には、オリゴ糖水もおすすめです。
オリゴ糖には、腸内の善玉菌を活性化させて腸内環境を整える働きがあり、便秘解消におすすめです。
ただし、注意したいのは、市販のオリゴ糖の中には、保存料、人工甘味料、砂糖が多く含まれるものが多いことです。
少し割高にはなりますが、購入前に成分表示を確認し、オリゴ糖が100%の商品を選べるようでしたらなお良いでしょう。
2:体を動かしてあげましょう。
ねんねの赤ちゃんは、ママがやさしくおなかを時計の針の方向で円を描くようにオイルマッサージしてあげたり、仰向けに寝かせてあんよを伸び縮みさせる簡単な運動をしてあげましょう。
お腹に優しく刺激を与えるためのマッサージです。
マッサージというよりはスキンシップ遊びのような感じで、楽しく疲れない程度に行ってあげてくださいね。
3:薄着にして、赤ちゃんの動きを妨げないようにしましょう。
赤ちゃんはもともと汗っかきなので、大人よりも「衣服は1枚少なめ」がちょうどいいくらいなのです。
風邪をひくと困るなどと思わずに、厚着しすぎには注意しましょう。
また、お部屋の温度も暑すぎたり、寒すぎたりしないように、温度計などで時々確かめてあげてくださいね。
4:どうしても、3、4日たっても出ないときは、綿棒浣腸してみることも良いでしょう。
出ないままにしておくと、腸で水分が吸収されうんちはますます固く出にくくなってしまいます。
浣腸によって排便が促される事で、あかちゃんはおなかの力で出すことを覚えていきます。
<綿棒浣腸のやり方>
・ 大人用の綿棒を用意し、綿の部分にベビーオイルかワセリンをたっぷりつける
・ 赤ちゃんを仰向けに寝かせ、おむつ替えのときのように両足を持ち上げ、太ももをお腹につけるような姿勢にする
・ベビーオイルやワセリンをつけた綿棒を赤ちゃんの肛門に綿棒の先端の綿が見えなくなるまで差し込み肛門のふちをなぞるようにくるくると動かして刺激する
でも、慣れない綿棒浣腸ってちょっと怖いですよね。
しかも、あまり強く力を入れすぎたり、深く差し込みすぎたりすることで逆に赤ちゃんに負担をかけたり症状の改善にはならないこともありますのでやり方には注意が必要です。
なので綿棒浣腸が本当に必要になる前に、まずは1〜3のことをやってみてあげてください。
色々、試してもどうしてもだめな時は、お医者さんに相談するか、薬剤師さんや助産師さんに相談するなどして症状の改善に努めましょう。
赤ちゃんの便秘は心配しすぎずまずは様子をじっくり観察してみましょう。
赤ちゃんが便秘かも…と思うと、ママは便秘のつらさがわかるだけにすぐに解消してあげたい!と思ってしまいますが、まずは赤ちゃんが本当に便秘なのかをよ〜く観察してみてください。
赤ちゃんは意外と便秘になりやすく、また簡単に解消出来る事も多いので、まずは赤ちゃんの様子を見ながら出来る事から試してみてくださいね。