赤ちゃんの寝返り・はいはい・あんよはいつ?練習した方がいいの?
赤ちゃんの成長過程で必ず時期が来る「寝返り」「はいはい」「あんよ」
目に見えて成長が感じられる動きなだけ、その時期は気になりますよね。
ついつい周りとも比べてしまって、
(そんな中うちの子だけ成長が遅いのでは?)
と気になってしまうママも多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では寝返りなどの一般的な時期や「家で練習した方がいい?やるように促した方がいい?」という疑問について解説します。
寝返り・はいはい・あんよの時期はいつ?
寝返りスタートの時期は生後5〜6ヶ月頃が多い
寝返りは大体5〜6ヶ月頃にするようになるのが一般的なようです。
首すわりが3ヶ月なので早い赤ちゃんでは4ヶ月頃から寝返りのようなものをし始める子もいます。
ただ、6ヶ月検診の際に寝返りをするかどうか聞かれますが、その際にできていなくても特に指摘される訳でもなく、体型や赤ちゃんの気分など、それぞれ個人差がありますのであまり気にする必要はありません。
はいはいスタートは生後8〜9ヶ月頃が多い
はいはいは寝返りが落ち着いてきてその後ずり這いをするようになった後に始まるのが一般的です。
腕の力もついてきて「うんしょ」と自分の体を持ち上げられるようになった状態で前に進む、という順序なのでこれも焦ることはありません。
中にははいはいをせずにずり這いからつかまり立ちに進み、あんよへ、という成長段階の赤ちゃんもいます。
あんよスタートは生後1歳頃が多い
つかまり立ちをするようになってだんだんと立っている姿が安定した後はじめての一歩が出ます。
最初は一歩歩くだけで赤ちゃんにとっては大冒険!
そして、パパママは一歩歩くだけでも大興奮ですよね!
ですが、最初の一歩が出てからすぐあんよできるようになるお子さんと、なかなか二歩、三歩と続かずあんよをなかなかしないお子さんと、はたまた1歳を過ぎてもなかなか歩き出さないお子さんと、本当に様々です。
寝返りやはいはいの時と同じように焦らず長い目で見守ってあげましょう。
寝返り・はいはい・あんよをなかなかしない!練習してあげた方がいいの?
結論から言うと、練習の必要は特にありません
周りの子と比べて我が子は成長の歩みが遅いみたい…
そう思うとつい心配になって早くできるようにしてあげた方がいいのではないか?と思ってしまいますよね。
ですが、科学的に「練習した赤ちゃんが練習しなかった赤ちゃんより早くできるようになった」と言う事実はないのです。
成長は個人差があり、身体のコンディションにプラスして、メンタル面でのコンディションもあります。
赤ちゃんだって人間です。
赤ちゃんがやる気が出ない時に無理やり練習させて促しても結果はついてきませんよね。
寝返り、はいはい、あんよに限ったことではありませんが、赤ちゃんの成長は赤ちゃん本人のやる気、自主性、成長にあわせるのが一番、ということなのですね。
特に練習はしなくてもいいけれど、赤ちゃんとの生活・遊びの中で促してあげるのは親子のスキンシップにもなります
赤ちゃんの「やる気」を刺激するために楽しく促してあげても
赤ちゃんによっては身体的には成長が十分であるのに、きっかけややる気が出ないために寝返り・はいはい・あんよをしない、という子もいるでしょう。
もちろんそのまま見守ってあげて自然の流れでやるようになるのを待つのでいいのですが、ママによっては何か関わりの中でできることはない?と思う方も多いでしょう。
そんな時は親子の遊びのスキンシップの中で動きを促してあげる、ということをしてあげても良いでしょう。
遊びの中での促し方:寝返り
・赤ちゃんの体をやさしくゆらゆら揺らしてあげる
・赤ちゃんの横でおもちゃを動かしておもちゃの音を知らせる
・横になったパパママのお腹の上に赤ちゃんを乗せてゆらゆらする
遊びの中での促し方:はいはい
・うつ伏せの姿勢を意識づけるためにクッションやバスタオルなどやわらかいものを下に敷いて赤ちゃんをうつ伏せにする
・赤ちゃんの前に小さな障害物(ママやパパの伸ばした足など)をそっと置いて乗り越えるようサポートする
・膝をつくのが苦手な赤ちゃんもいるのでやわらかいラグやじゅうたんなどを引いてはいはいしやすい環境を整える
遊びの中での促し方:あんよ
・立った赤ちゃんの両手を持って「いち!に!」と楽しく歩かせてみる
・赤ちゃんが立った時に2、3歩離れたところから呼び寄せてみる
赤ちゃんの成長は焦ることはありません。ゆっくり気長にその時の赤ちゃんの様子を楽しみましょう。
子どもの成長は親が思っているよりもあっという間です。
「あー、あの時ねんねの時期をもっと楽しんでおけばよかった〜」とか、
「あー、はいはいの様子をもっと写真撮っておけばよかった〜」とか、
成長した後にそう嘆くママも少なくありませんよ。
あまり先の成長のことに気をとられすぎず、今の成長のそのままの赤ちゃんとの時間を心ゆくまで楽しんでくださいね。
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