育児にまつわる「知りたい!」をご紹介

赤ちゃんの「おしゃべりしたい!伝えたい!」を育む親の関わり方①〜0ヶ月から1才まで〜

寝ているか泣いているか、という時間がほとんどだった赤ちゃん。

成長の過程でだんだんと周りに興味を持ち、自分以外の人と関わりあう事をするようになってきます。

その中で重要なのが「言葉」の存在。

「言葉」は自分の気持ちを他者に伝える最良の手段です。

そんな赤ちゃんの「伝えたい」という気持ちを受け取ってあげ、さらに意欲を伸ばすパパママの関わり方についてご紹介します。

目次

赤ちゃんの言葉の発育

赤ちゃんの初めて言葉は「クーイング」

早い子は生後1ヶ月頃から、2〜3ヶ月にかけて、赤ちゃんのご機嫌が良くてのんびりしている時に「ウー」「アー」「エッ」「クー」というような、泣き声とはまた違う穏やかな声を出すようになります。

これはクーイングと呼ばれ、言葉の発達の初期段階だと言われています。

これはお話ししようと思って発しているというよりも喉や声帯の発達段階でもれる声のようですが、クーイングをしていたらお返事してお話ししてみましょう。

これが赤ちゃんの「会話の始まり」となるのです。

それにあまりにかわいい様子なので思わずお返事を返さずにはいられないでしょう!

「アーアー」「マンマン」「ブーウー」などの喃語(なんご)

クーイングの後、生後4ヶ月くらいからもう少し複雑な声を発するようになります。

これを喃語(なんご)と言い、「アーアー」「マンマン」「ブーウー」「アーブー」「ダーダー」など、バリエーションも豊かです。

喃語はクーイングとは異なり、相手に伝えたい、という思いを含んでいることが特徴です。

なので、ママに何かを伝えたいのだけれど言葉は出てこない、という状況です。

喃語を話す赤ちゃんとは積極的に会話をしてあげましょう。

そうすることで会話や気持ちを通じ合わせることの楽しさや快感を知り、言葉の発達を促します。

簡単な単語を発するように

一歳くらいになるとだんだんと単語を口にするようになります。

一般的には「ママ」や「マンマ」また、「パーパー」など、ママやパパを呼ぶ言葉が最初に出てくる、といったことが多いようです。

こうなってくると「赤ちゃん」から「子ども」への過渡期であることを明確に感じる事になるでしょう。

お話を始めたばかりの赤ちゃんはとにかくかわいいのでたくさんビデオを撮るなどして記念としてとっておく事をおすすめします!

赤ちゃんの行動と言葉の関係

赤ちゃんの毎日の行動の一つ一つは言葉へとつながっています。

色々な行動の中でたくさんのことを学び吸収して、それが言葉となってあふれ出るのです。

聞く

生まれる前、胎内にいる時から「聞く」ことを始めている赤ちゃん。(妊娠28周くらいに聴覚のもとが完成します)

ママの声は一番心地がいいものです。

無言で接することなく、なるべくたくさん話しかけてあげましょう。

食べる

食べることと話すことは一見無関係のように思えますが、ものを咀嚼する中で口内が鍛えられ、言葉を発する際に役立ちます。

泣く

生まれたばかりの赤ちゃんは泣くことで相手へ気持ちを伝えます。

そう考えると言葉の大元は「泣く」という行為からとも言えますね。

泣くことで相手へ感情を伝え、そこからコミュニケーションをとることを学んでいくのです。

身体を動かす

言葉を発するのも身体を使う行為です。

言葉を話すためには赤ちゃんが赤ちゃん自身で身体を動かせる、という前提があります。

日々の動作の中で五感で物事を感じ、脳に刺激を与え神経を活性化することは言葉の発達にも大きく影響を与えていることの一つなのです。

赤ちゃんの「伝えたい!」という意欲を伸ばす親の関わり方

赤ちゃんの動きを真似する

赤ちゃんと向き合い、赤ちゃんの動きをパパやママが真似しましょう。

その中で他者との関わり合いの面白さを知り、コミュニケーションへの意欲がわいてくるのです。

赤ちゃんの出す音や声を真似する

赤ちゃんが発した言葉をママやパパが真似して返してみましょう。

「アーアー」と発したらママやパパも赤ちゃんの目を見て「アーアー」と返します。

そうすることで赤ちゃん自身が声を発することへ自信をつけ、また言葉を発することへも興味がわいてくるのです。

赤ちゃんの気持ちになって言葉でパパかママが言ってあげる

赤ちゃんが楽しそうに遊んでいたら「わー!楽しいねー」

美味しそうに食べていたら「おいしいねー」

などというように赤ちゃんの気持ちになってかわりに言葉で表してあげます。

そうすることで言葉への興味を持つとともに、自分の気持ちを言葉で表す、ということを学びます。

大人が自分の気持ちを口にして聞かせる

赤ちゃんとママの2人で日中いることが多いとつい無言になってしまう、ということはよくあることだと思います。

ですが、そんな時にも赤ちゃんは色々なことを吸収している時間なのです。

誰も返答してくれる人はいなくても、ひとり言のようになってしまっても、ママが声を発することで赤ちゃんの脳は刺激されます。

「さ、掃除機かけようかな」とか、「お昼ご飯何にしようかなー」とかいったように、ママの気持ちを声に出すことからはじめてください。

赤ちゃんは(ママ、そういう風に思っているのね)と思っているはずです。

言葉の発達は赤ちゃんそれぞれ。その時その時の発達を楽しみましょう。

まだお話できない赤ちゃんのおしゃべりは何にもかえがたい可愛さです。

お話できないときは(早くおしゃべりしてくれないかな)と思っていても実際におしゃべりしだすと(あの時のおしゃべりできない感じがかわいかったな〜)と思ってしまうもの。(いつだって親は勝手なものです。笑)

言葉の発達は赤ちゃんそれぞれ。

周りと比べることなく、赤ちゃんのペースに任せてゆったりした気持ちで赤ちゃんと接しましょう。