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授乳に対する疑問を解説!あげる時間・赤ちゃんの体重・薬は飲んでいい?

初めての授乳育児。

わからないことが多すぎて戸惑うことも多いですよね。

飲む量は?タイミングは?ミルクとどちらがいい?などなど。

迷ったり悩んだりすることが尽きないものです。

その中でもよく耳にするママたちの授乳に対する疑問について解説します!

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目次

授乳の後毎回赤ちゃんの体重をはかった方がいいの?

ミルク育児の場合はどれくらい飲んだかがわかりますが、母乳育児の場合はどれくらい飲んでいるのかが把握できず心配になりますよね。

ですが、数字にこだわりすぎず赤ちゃんの様子をよく観察することがまずは大切です。

それは前提として、母乳が足りているかどうかの目安としては下の項目をチェックしてみてください。

1 機嫌や顔色がよく、しっかり飲んでいるか。
2 成長曲線に身長体重が入っているか。
3 おしっこの回数が1日6〜7回以上、うんちが1日3回以上出るか。

上記の項目で当てはまるものが2個以上あるのであれば1週間に一度くらいのペースで体重を測ってみてもいいでしょう。

授乳と授乳の間隔は3時間あけた方がいいの?

月齢にもよりますが、新生児期をすぎると一日の授乳回数の目安が日中はだいたい5〜6回程度と言われることがあるかもしれません。

そうなると大体3時間に1回授乳をする、というペースになりますが、これも赤ちゃんの様子を見て調整しましょう。

必ずしも3時間に1回しかあげてはいけないわけではありません。

1回に飲める量は赤ちゃんによって差があります。

また、授乳はお腹を満たすだけでなく、ママと接することで安心感を得るという精神的な意味合いもあります。

時間を気にしすぎず、赤ちゃんが求めているようなら飲ませてあげましょう。

夜ミルクを足すとよく寝てくれるの?

ミルクは母乳に比べ、消化に時間がかかると言われ、つまり腹持ちが良いという認識がされています。

なので母乳が出るママでも夜寝る前だけは夜間ぐっすり寝てくれるようにミルクを足す場合があります。

これは赤ちゃんによっては効果があるかもしれませんが、全ての赤ちゃんが同様とは限りません。

また、逆に満腹すぎて寝ぐずりを起こす赤ちゃんもいます。

なので、無理に飲ませることはせず、赤ちゃんの様子を見て与えると良いでしょう。

もちろん、赤ちゃんがミルクを嫌がらず夜間よく寝てくれてママが少しでも楽になるのであれば、この方法はおすすめです。

残したミルクはまた温め直して飲ませてもいいの?

ミルクをあげようとしたけれど少ししか飲んでくれなかった、ということはよくあることだと思います。

まだたくさん残っているミルクを捨てるのは勿体無いと思ってしまいますよね。

ですが、残ったミルクを取っておいて再度与えることはやらないようにしましょう。

赤ちゃんがミルクを飲むときに哺乳瓶の中に唾液が入ることがあります。

唾液は雑菌を含んでいるので、哺乳瓶の中でその雑菌が増殖している可能性があります。

多少勿体無いとは思いますが、ミルクの飲み残しは毎回捨てて常に新しい作りたてのミルクを与えるようにしましょう。

授乳中はママは薬を飲んではいけないの?

授乳中のママが薬を飲むと母乳にその成分が移行してしまうので気をつけた方がいいと耳にします。

ですが、実際は市販薬を服薬した影響が母乳に含まれる量はほんの微量で赤ちゃんに影響を及ぼすことは少ないと言われています。

とはいえ心配であれば服薬前に一度医師に相談してみた方が良いでしょう。

授乳前に乳首を消毒した方がいいの?

汗や汚れが付いている可能性があるおっぱいを赤ちゃんにくわえさせることに抵抗感を感じる場合があります。

なので授乳前に消毒液などで拭き取った方がいいかと考えるかもしれませんが、これは良い方法ではありません。

乳輪内では抗菌作用がある物質が分泌されています。

また、赤ちゃんの飲む意欲を掻き立てるフェロモンが出ていますので消毒液などで拭き取らずに授乳するようにしましょう。

色々疑問は尽きないけれど難しく考えすぎず肩の力を抜いて授乳を!

授乳に対する疑問や悩みは育児の中でつきものです。

母乳育児、ミルク育児、それぞれの悩みがあるとは思いますが、共通していえることはあまり神経質にならないこと。

また、心配であれば医師や助産師の方へすぐ相談すること。

色々が初めての経験なので知らないことだらけですが、なるべく一人で抱え込まずにリラックスして授乳を楽しむことが大切ということですね。

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