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【子育てと福祉(お金)比較〜日本vs北欧①】赤ちゃんが産みやすい!ほぼ無料で出産の北欧各国

日本で少子化が問題になり
早十数年が経とうとしてます。

一方、育児先進国と言われる
北欧の各国は高い出生率を
維持し続けています。

一体何が違うのでしょうか。
日本と北欧各国の子育て環境や
子育てに関する福祉について比較。
連載にてご紹介していきます!

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目次

第1回・赤ちゃんを産むときから国の歓迎感が違っていた!〜妊婦健診と出産費用〜

日本では健康保険が適用されていない
検診や出産の費用もありますね。

赤ちゃんを産むまでにも
意外とお金がかかることに
驚いたママも少なくないのでは
ないでしょうか。

妊婦健診の補助券(無料になる券)は
母子手帳をもらった時に
市町村より受け取りますが、
意外と多いのが自費負担分の診療。

今日はお会計かからないかな〜
なんて思っていたら、
お会計の際に結構な高額を言い渡されて
慌ててお金をおろしに行ったり、
そんなこともありました。

そうなんです。

「意外と」お金、かかるんです。

では、子どもに関する福祉が整っている
イメージの北欧ではこの点は
どうなのでしょう?

まず、日本の妊婦健診・出産費用をおさらい

意外と負担する!?日本の妊婦健診

胎嚢や心拍が確認され、妊娠がわかったら
まず市町村に行って母子手帳を交付して
もらいます。

その際にもらうのが妊婦健診補助券。

補助券は妊婦健診に関する
費用の一部を負担してくれる
クーポンのようなチケットになります。

特別な検査がない限りは
自己負担額が0〜5000円程度に
なりますのでかなりありがたい制度です。

補助額は大体10万円程度になります。

ですが、、、
それでもやはりお金がかかるのです!

妊婦さんが赤ちゃんを産むまでに
妊婦健診で負担する額は
大体5〜7万円程度と言われています。

結構かかりますね・・・。

だって7万円もあれば
ベビーカーや抱っこ紐など
育児グッズが買えちゃう。

とはいえ、妊婦健診は
お腹の赤ちゃんの成長を
きっちり観察することで未然に防げる
リスクなどを発見できたり、ということも
ありますので必ずきちんと受けましょう!

出産費用の平均は49万円!補助金だけじゃ足りない!

日本では、出産をすると、
健康保険より直接病院に「出産育児一時金」
という補助金が支払われます。

この額は一律子ども一人に対して42万円。

意外ともらえるのね、と一瞬思いましたが、
実際に産院で出産費用(入院費含め)を
聞いて愕然。

全く足りない。。。

筆者は個室しかない病院で
第一子を産んだため、
出産から退院までの
一番リーズナブルなお部屋でも
72万円でした。

がーん・・・

都内の個人病院だったので
他よりも高かったのかもしれませんが、
それにしても自費負担こんなにかかるの!?

予定外でした。

地方では補助金だけで足りた、
という話も聞きますが、
全国的に見ると出産の際にかかった
金額の平均は49万円。
(平成26年厚労省保健局調べ)

平均で見ても大体の人は7万円ほどは
自費負担しているということですね。

赤ちゃんを産むまでもお金がかかり、
赤ちゃんを産むだけでもお金がかかる。

うーん。

国って赤ちゃんの誕生を
本当に歓迎してくれてるの?
と思ってしまうのでした・・・。

北欧の妊婦健診はほぼ無料!!

北欧各国はどの国も妊婦健診から
出産費用までほぼ無料!

その上、サービスも手厚いのです。

国ごとにざっとご紹介します。

デンマークの妊婦健診・出産費用

<妊婦健診>
無料。
13週頃から専属ドクター、助産師による
2ヶ月に1回のペースでの検診

<出産費用>
無料。

スウェーデンの妊婦健診・出産費用

<妊婦健診>
無料。
妊娠9週以降から検診スタート。
その後3週おき。
不調がある場合はいつでも何回でも
補助内で診てもらえる。

<出産費用>
無料。

ノルウェーの妊婦健診・出産費用

<妊婦健診>
無料。
妊娠12週から検診スタート。
ヘルスステーションという施設で
ドクターと助産師による両方の
検診を受けられる。
妊娠期間中5〜8回程度利用。

<出産費用>
無料。

フィンランドの妊婦健診・出産費用

<妊婦健診>
基本無料ではあるが一部有料。
産院でのエコー検査(2回程度)が
有料(5000〜7000円程度)。

<出産費用>
宿泊費のみ有料。

アイスランドの妊婦健診・出産費用

<妊婦健診>
無料。
月に1〜2回程度の検診。

<出産費用>
無料。

赤ちゃんの誕生にお金がかからないのは国全体で祝福しているから

フィンランドのみ一部有料ではありますが、
基本的に北欧各国は
妊婦さんからはお金は取らない、
という方針のようです。

それを北欧の人に言うと
「それは当たり前!
 だってベビーは国の宝じゃないか!」
とのこと。

全くもってその通り。

国を挙げて新しい命の誕生を
祝福し、育んでいこう、といった
気持ちや姿勢が感じられます。

もちろん、補助がある一方で
税金が高いという背景もあります。

働ける人はたくさん働き
国に税金を支払う。

そして未来のために国はそのお金を使う。

これが好循環している一例なのだと
思います。

一方で、日本では出産時に
自分の好きなスタイルで産むことが
できる選択肢がありますね。

無痛分娩だったり、自宅出産であったり、
そのような多様な出産ができるのは
日本の良い点かもしれません。

ただ、どちらにしても言えることは、
産後、赤ちゃんとの生活に
色々お金がかかるのだから、
なるべく妊婦時代や出産費用に
お金をかけたくない!
ということ。

これはママみんなが思うことだと
思います。

北欧の良い点を見習って、
日本の制度も少しずつ良くなっていくと
良いですね!