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【子育てと福祉(お金)比較〜日本vs北欧④】保育園料は意外と同等。けれど学費は・・・

子どもの預け先や教育機関。

子どもが長時間過ごすところであり、
親にとっても重要な環境です。

その利用料は子育て家庭にとって
毎月毎年の固定費なので
とても気になるところですよね。

0歳から20代前半まで、
つまり保育料から学費まで、
日本と北欧を比較してご紹介します。

目次

第4回・保育料と学費

日本の保育料:2019年10月から幼児教育・保育無償化開始

これ、久々に子育て世代に
すごく嬉しいニュースでしたよね!

認可施設の保育園や幼稚園が
無償化される、という
なんとも家計が助かる制度が
今年の10月からスタートするのです。

筆者も幼稚園児がいるので
とてもありがたい制度です。

ただし認可施設の完全無償化になるのは
3〜5歳が対象(2019年3月現在)
もちろん、これからその枠が拡大していく
ことは考えられますが、
0〜2歳のお子さんがいて
保育園に預けている方は対象外に
なるケースもあるのでご注意を。

支給については下記の通りです。

未満児(0〜2歳)
年収250万円未満の住民税非課税世帯に
限り無償化

以上児(3〜5歳)
年収や兄弟構成に関わらず無償化

いずれも認可施設に入園に限ります。

認可外施設の場合は金額に上限あり。

つまり、0〜2歳の家庭は
この無償化の制度を受ける資格が
ない家庭もある、ということです。

0〜2歳ほど保育料がかかるし
そこをまず対象にしてあげれば
いいのに・・・
とも思いますよね。

とはいえ、
これまで保育園問題や教育補助問題を
見送ってきていた日本政府にしたら
大きな一歩であり、
子育て世代は大変ありがたいですね。

日本の学費(公立):中学まで無料。大学の学費は世界に比べて高額

日本は中学校までは義務教育で
15歳まで授業料は無料です。

高校からは授業料が年間約11万円、
大学は平均して
入学金が約30万円、
年間授業料が約50万円かかります。

これって、世界と比較して
どうなのでしょう?

日本の大学の授業料はアメリカ、中国についで3位という結果

<公立大学年間授業料TOP12>
1位 アメリカ
2位 中国
3位 日本
4位 カナダ
5位 オーストラリア
6位 韓国
7位 ニュージーランド
8位 イスラエル
9位 オランダ
10位 スペイン
(経済協力開発機構(OECD)が
加盟国35カ国の平均的な授業料を
調べた2017年の調査結果)

やはり、とも言うべきなのでしょうか。
日本、高額ですね。

誰でも大学に行ける、という
国ではないことは確かです。

これは公立の学校での金額なので
私立となるとさらに高額となります。

教育が家庭環境に左右されることなく
全員が受けれる世の中になるまでは
まだまだ遠そうです。

北欧の保育料や学費

意外と高い!?北欧の保育料

北欧各国では基本的に
子どもがいる女性も男性も
同じように働きます。

なので、保育園に預けるのは
ほとんどの家庭といってもいいほど。

そんな中、なんとなく
北欧の保育園って
無料で利用できるのではないか、
と思っておりましたが、
意外や意外。

結構普通に(?)かかるのです。
国ごとに紹介します。

デンマークの保育園料

保育園・・・毎月約50,000円
幼稚園・・・毎月約40,000円

スウェーデンの保育園料

0〜3歳まで最高で約20,000円
4歳以降は1週あたり15時間まで無料

ノルウェーの保育園料

第一子は毎月約45,000円
第二子以降は3割引

フィンランドの保育園料

第一子は毎月最高で約30,000円
第二子以降は毎月最高で約27,000円

アイスランドの保育園料

毎月約40,000円
そこに昼食代が加算

基本的に無料の北欧の学費

保育園料に対し
教育費への支援が手厚い北欧各国。

誰もが平等に教育を受け、
教養を入手できることが
国力を支える、という考え方が
そこには根付いています。

国別に学費をご紹介。

デンマークの学費

大学まで無料。

スウェーデンの学費

大学まで給食費を含め無料。

ノルウェーの学費

大学まで無料。

フィンランドの学費

大学も博士号まで無料。

アイスランドの学費

中学まで義務教育で無料。
高校は登録料として年間約1万円。
大学は授業料として年間約8万円。

保育の次は学費!誰もが平等に教育を受けることができる世の中へ。

保育に関して、
まだまだ足りない部分はあるとはいえ、
日本は年々政府の理解や制度が
進んできているよう思います。

ですが、学費に関してはまだまだ
課題が多いのも事実。

そこにはもちろん税負担がありますが、
未来への投資、と捉え
教育に関しても制度を整えていく
必要がありそうです。