育児にまつわる「知りたい!」をご紹介

意外と早く伸びる赤ちゃんの爪。うまく切るコツやタイミングって?

色々ある赤ちゃんのお世話やケア。
その中でも苦手、というママが意外と多い
「爪切り」
慣れてしまえばなんでもないのですが、
初めて赤ちゃんのお世話をする
ママにとっては
ものすごーく緊張してしまうもの。
「爪と一緒に指を切ってしまったら
 どうしよう」
とか、
「どこまで切ればいいかわからない」
というようにあたふた。
そんなママ(パパ)へ、
赤ちゃんの爪切りの
タイミングやコツをご紹介。

目次

赤ちゃんの爪っていつから生えているの?爪切りはいつからするもの?

ふにゃふにゃした新生児の赤ちゃんの爪。

それさえもかわいいですよね。

生まれた時、すでに全ての指についている
このかわいい爪。

一体いつから生えてるのでしょう。

その答えは、
妊娠5ヶ月目!

胎内でやっと身体を動かすように
なったらその後すぐに
爪が生え始めるのです。

結構早いですよね。

ということは、
爪切りって生まれた時から始まるのです。

もちろん個人差はありますが、
早い赤ちゃんでは生まれた直後から
爪を切る必要がある子も
いるのです。

爪が伸びていると
自分の顔を引っ掻いてしまったりと
いいことはないので、
新生児のうちから
なるべくこまめにケアしてあげましょう。

赤ちゃんの爪切りは2種類。月齢によって使い分けましょう。

新生児〜一歳頃までは「ハサミ型」の爪切りがおすすめ

新生児や赤ちゃんの爪は、
小さく薄いので
切りにくいことこの上なしです。

なので、生後1歳くらいまでは、
赤ちゃん専用の
ハサミ型の爪切りを使いましょう


月齢の低い赤ちゃん用の爪切りは、
刃先が丸くなっており、
大きく開かない構造になっていて、
赤ちゃんが突然動いてしまっても
爪や指を傷つけて
しまわないようになっています。

また、
刃先を覆うキャップがついているので、
衛生的に保管することができます。

出産前に一つ買っておくと良いでしょう。

1歳からは「テコ型」の爪切りがおすすめ

大人用のテコ型爪切りは、
刃先も鋭くて大きく、
自分で爪切りするのに
持ちやすい形になっているのに対して、
子ども用のテコ型の爪切りは、
刃先も小さく丸くなっていて、
持ち手部分が丸くなっている物もあり、
ママが切ってあげやすい作りになっています。

新生児や月齢の小さい赤ちゃんは
爪が薄いですが、
1歳頃を目安に徐々に
爪も厚くなってくるため、
1歳を目安に爪切りをハサミ型の物から
テコ型に買い替えるママが多いよう
です。

ただ結局は、
ママと子どもが
やりやすい方法であることが一番なので、
無理に爪切りを
テコ型に替える必要なないので、
ママがハサミ型の物が使いやすいのであれば、
1歳を過ぎてもハサミ型で爪を切っていても
何も問題ありません。

ママとお子さまが
ストレスなく、ケガなく爪を切ることが
できるように道具を工夫しましょう。

赤ちゃんの爪切りのタイミングって?

「爪で顔などを引っかいて傷ついたら大変!」
と心配に思いながらも・・・
赤ちゃんの爪はとても小さくで
薄いので切りづらく、冷や汗ものな作業ですよね。

それでつい爪切りを後回しにしてしまう、
というママも少なくありません。

新生児や赤ちゃんは、新陳代謝が活発で
大人よりも爪が伸びるスピードが速いです。

なので、3〜4日に1回を目安に
爪切りをしてあげたいところ・・・

最低でも週1回は爪を切ってあげましょう。

また、指のてっぺんより
爪が出ていたら切る目安
です。
赤ちゃんの指を確認して、
てっぺんよりも少し爪が
伸びているようならそれは爪切りのタイミング。

爪を切るタイミングが遅くなると
自分の顔や身体を引っ掻いて
ケガをしてしまったり、
他の子を傷つけてしまう
可能性もありますので、
きちんと日々チェックして
適切なタイミングに行うようにしましょう。

爪切りをいやがる子に。爪切りのコツをご紹介

いい子で爪切りをさせてくれる子でしたら
問題ないのですが、
爪切りを嫌がったり、じっとしてなかったり・・・
一筋縄ではいかない時もあるかと思います。

嫌がって動く子に無理やり爪切りをしてしまうと
思わぬケガの元になることも。

そんな時に参考にしてもらいたい
爪切りをする3つのコツをご紹介!

コツ1:おもちゃやテレビに夢中になってるすきに!

赤ちゃんが爪切りをいやがるのは
なんだかこわいから、という理由が
一番かと思います。

こわくないよ〜と説明しても
そんなこと赤ちゃんにはわかりません。

なので、
爪切りがこわくない、という
説明はもう少し先まで諦めて、
他で気をそらしているすきにやってしまう
ということにしましょう。

パパにおもちゃであやしてもらったり、
好きなテレビ番組を見せたりして
じーっと真剣に見入っている
うちにパパッとすませてしまいましょう。

コツ2:授乳のかたわら爪を切ってケアも一緒に。

ミルクや母乳を飲ませて
赤ちゃんがリラックスしている状態の時に
ササッと爪切りしてしまいましょう。

赤ちゃんは飲んでいる時は
他のことに気をとられないもの


ただし、片手で授乳しながら
爪切りするのは危ないので、
パパと協力するなどして行なってくださいね。

コツ3:赤ちゃんが寝ている間にそーっと爪切りしましょう。

起きている時だと
どうしてもうまくいかない時は
赤ちゃんが寝ている時にそーっと
手や足をとって爪切りしましょう


夜寝ている時でもいいですが、
お部屋が暗い中爪切りするのは危ないので
できたらお昼寝のタイミングで
できたらいいですね。

爪切りは無理せず余裕を持って行うことが重要!

赤ちゃんの爪が伸びているのを見ると
「全部の爪を一気に切りたい!」
と思ってしまうもの。

その気持ちはわかりますが、
赤ちゃんが爪切りを嫌がっている中で
無理に全部の爪を切ろうとするのは、
危ないのでやめましょう


赤ちゃんも爪切りが嫌になるし、
ママもストレスを感じる元です。

「明日でいいや〜」
「少しずつ爪を切っていけばいっか」
など軽い気持ちでやる事が大切です。

【まとめ】

初めて生まれたわが子の爪。

びっくりするくらい小さいさくて、
感動するのも束の間で、
あっという間に伸びてきてしまい、
あたふたしちゃうママも多いかと思います。

周りの人は、
「爪が伸びて、顔を引っかいたり目に入ったら大変!」
などと爪切りを促してくることも
あるかもしれません。

でも、想像以上に赤ちゃんの爪は小さくて、
薄くて、切りにくいことこの上ないです。

爪切りが怖いと思ったり、
苦手な気持ちを持っている
ママは多いと思います。

まめに爪切りしてあげなくちゃとか、
全部きれいに切らないと〜とか思わずに、
自分の使いやすい道具を使って、
やりやすいタイミングで
少しづつ切ってあげればいいんです。

無理せず安全に行いましょうね。